こんにちは、KominkaKitchenの堀江美希です。
先日、美術館のカフェメニューに取り入れていただけるような
江戸料理をお稽古しました。
ご依頼主は、愛媛県に位置する歌麿美術館のKさん。
今回は、インバウンド業界で活躍する現役通訳案内士がスタートさせた、「東京マダム国際交流アカデミー https://tokyo-madam.jp/」で講師を担当させて頂いている「江戸おもてなし料理講座」に、歌麿館様からお問い合わせがあったことがきっかけでした。
こちらの「東京マダム国際交流アカデミー」は、「英語を駆使し、国際交流力を高め、国際的に通用するマダムになろう!」をスローガンに、通訳ガイド育成、語学力、伝統文力、最先端力、日本女性としての魅力アップ、と、多岐にわたった分野の講座を展開しているのが特徴の「新感覚のアカデミー」です。私が担当させて頂いている「江戸おもてなし料理講座」は、伝統文化力強化のジャンルに属しています。
歌麿館さんは、なんでも、江戸時代に活躍した絵師 歌麿の、 世界ではたった4枚しかないと言われている版木の内 2枚も所有している大変貴重な美術館です。
今回は、歌麿の美人画をイメージした
上品におちょぼ口で召し上がっていただく鳥挽肉の親子丼を始め 愛媛県の名産品でもある、鯛のお造り2種、 旬の竹の子を使ったメニューなどをご紹介しました。
事前に、「お料理のキーワード」
「地元ならではの食材」、「盛り付けたい器」を伺ったりしながら リクエストにお応えできるようにメールやお電話で繰り返しご相談しました。
できるようにメールやお電話で繰り返しご相談しました。
当日は、最寄り駅までお越しいただき
自宅までは車で送迎。
車中、今回ご参加のきっかけとなったお料理への想いや、
美術館の誕生秘話、愛媛の魅力を伺ったりと、
料理好きという共通の話題から、楽しくお話が広がりました。
早速、KominkaKitchenへお越しいただき
お料理スタートです。
普段のお稽古は4品程度を3時間で作り上げるのですが、今回は8品・・・。
詰め込みすぎたかと心配していましたが、日頃からお料理をなさるKさんの見事な包丁さばきが、サクサクすすんで、無事に時間通りにクリア。
基本となる、「米のとぎ方&炊き方」「出汁の取り方」を始め、「和包丁特有の持ち方」、「刺身の引き方」、「野菜を形よく切るときのコツ」、「調理の技法」などを細かくお伝えしました。
お稽古後は、本やネットのレシピだけでは、知ることが出来なかった料理の科学を知ることが出来て楽しかったとおっしゃっていただけました。
マンツーマン、または1グループでのお稽古は、その方のリクエストに応じて、毎回お料理をアレンジしております。
そして必ずお客様がご自宅(今回はカフェ)で再現できることが大切だと思っているので
事前にお料理ができる環境や手に入る食材などを伺った上で、
お料理内容を考えます。
こんなお祝いの席に備えて、本格的なおもてなし料理が知りたい!
レシピ本に書かれていない料理のコツを知ってみたい、という興味がある方は、
ぜひご参加いただければ幸いです。