Report

日本の魅力再発見講座 伝統文化編 体験レッスンレポート

11月18日と20日の午前、午後にわたり、日本の魅力再発見講座 伝統文化編の無料体験レッスンを実施いたしました。

今回の茶道体験のテーマは、「Contemporary tea ceremony」。

伝統を重んじつつも、コンテンポラリーな空間で、既成概念に捉われず、自由な感性が創り出す「一期一会」を英語で体験していただこうと、主催者側も色々と趣向を凝らしました。

今回のしつらえは、コンテンポラリーアーティストの尾形純氏の絵画を中心に、私たち独自の美意識が投影された空間を創り出したつもりでおります。

尾形氏の作品は、「禅庭」をコンテンポラリーのテイストで表現されているとのことで、まさに、新しいスタイルのお茶会の席にはぴったりの作品だと思い、今回こちらをチョイスさせて頂きました。

お点前、お茶の飲み方の説明から全て英語で行いましたが、今回の参加者の方々も皆さん英語が堪能の方ばかりで、日本人同士でありながら英語で茶道を楽しむという、不思議ではありますが、茶道の魅力を違う視点から探ることができたように思います。

また、参加者の中には、他の流派で、茶道を長年なさっている方もいらっしゃり、その方々には、ご自分の流派でお点前を披露して頂きました。流派によって、こんなに手順が違うんだ、ということを、お互いに理解することができ、大変有意義な時間を共有させて頂きました。

茶道体験の後は、さらに、日本伝統文化の核をなす、「風呂敷」について、英語でのデモンストレーション。風呂敷の歴史、使い方、風呂敷にまつわる色んなトリビアを講師がお話させて頂きました。「えーっ?そうだったの?日本人だけど、それ、知らなかった!」という言葉を口にされる方ばかり。かくゆう私も初めて知ったことばかり。日本文化って、本当に奥深いですね。

参加者の方にも風呂敷包みを体験して頂きました。今回はシャンパンのボトルを使用。お友達のお家にお呼ばれの際に、手土産のシャンパンを洒落た風呂敷で包んでいかれたら、ポイント高いでしょうね。次回から、私もトライしてみます!

目の前は、東京湾、東京タワーから何から何まで、「これぞ!ザ・トーキョー」が見渡せる高層マンションの中のコンテンポラリーな空間で、体験レッスンを楽しまれた参加者の皆さま。

「英語での茶道体験、風呂敷体験、未知の世界でしたが、すっかり魅了されてしまいました。自分には難しい、と思い込んでいたけれど、こんなに楽しい、堅苦しくない雰囲気の中だったら、私もできそうかも。」というお言葉をたくさん頂きました。

体験レッスン終了後、参加者の皆さまをお送りさせて頂いた後、ちょうどサンセットの時間。綺麗なサンセットを見ながら、たくさんのステキな方々にお会いできたことをしみじみ幸せに感じました。

本講座は、1月13日から全五回レッスンを以下の要領で開催いたします。まだ、若干お席に余裕がございますので、ご興味ある方、是非ご連絡をお待ちしております。

本講座受講パンフレットのpdfダウンロードはこちらをどうぞ。